児童文学概論B

受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
  児童文学 後期 1 2 三宅 興子

授業の主題(テーマ)
児童文学について基本的なことを学ぶ

授業の目標(講義概要)
児童文学の全体像を、体系的に理解できるように講義します。なぜ児童文学なのか、児童文学はどのように展開してきたのか、聞くことから読むことへの変化は何をもたらしたか、など、幼い子どもから、ヤング・アダルト文学までを視野に入れて話します。あらかじめ配布する指定図書リストにしたがって、指定されている作品を読んで、ノートをとり、受講すること。多様な作品に数多く出会えるよう配慮するつもりです。

授業計画
物語を楽しむために
1.冒険物語の系譜―『ロビンソン・クルーソー』と『宝島』
2.家庭物語の変化
3.学校物語―男子校、女子校そして・・・
4.歴史児童文学―過去をどう背負っているか
5.戦争児童文学
6.動物物語―<いのち>にふれる
7.ファンタジー (@)日常のファンタジー
           (A)別世界ファンタジー

評価方法
後期の試験。出席を重視する。

テキスト書名 編・著者名 出版社 価格
児童文学―12の扉をひらく― 三宅興子・多田昌美 翰林書房 1,500円

備考
子どもの本を数多く読みましょう。量をこなすことで、質もわかってきます。