芸術の歴史

受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
  教養 後期 1・2・3・4 2 安藤 邦洋

授業の主題(テーマ)
絵画の文法と、その諸相を考察する。

授業の目標(講義概要)
絵画はただその美しさを楽しむだけのものではない。絵画のいろいろなメッセージを読みとるためには、その「文法」(空間、陰影法、時間、身ぶり、構図等)を理解する必要がある。その「文法」を作品に即して、習得する。

授業計画
1.序論:絵画作品の題名から何がわかるか。
2.記録する絵画(1):歴史
3.記録する絵画(2):人間(集団)
4.記録する絵画(3):自然
5.誇示する絵画(1):画術の栄光
6.誇示する絵画(2):知識
7.誇示する絵画(3):ダブルイメージ
8.誇示する絵画(4):裸体の系譜
9.絵画の文法(1):空間
10.絵画の文法(2):光と陰影
11.絵画の文法(3):時間
12.絵画の文法(4):身ぶり
13.絵画の文法(5):構図
14.美術史の方法論
15.現代美術の技法

評価方法
出席、授業中の質問への応答、小テスト、期末テストによる総合評価

テキスト書名 編・著者名 出版社 価格
絵画の探偵術 島本浣・岸文和 昭和堂 2,200円

備考